けと(はてな)

俯瞰症患者の闘病記録

なんではてブロが流行ってるの?

いつからだろう。ツイッターで流れてくるブログ記事の多くがはてなブログになった。

 

正直に言うと、ツイッターで流れてくるはてな記事には不気味さみたいなものを感じる。その元になっているのは

  • 他のブログサイト、例えばlivedoor BlogやFC2とかとまるで違う表示スタイル
  • 多くのユーザーが用いている意識高そうな文体(というか、投稿姿勢)

たぶん、この2つだろう。

 

この手のはてブユーザーって、基本的に社会に対して語りかけてるよね。社会じゃなければ、不特定多数の大衆、と言ってもいい。

彼らは読者と交流しよう、友達になろう、という気持ちはさらさら無い。どちらかというと、社会に対して問題提起や訴えかけをして、それが認知されることで承認欲求を満たしている。一言で言えば思考型意識高い系、だ。自分さえも俯瞰して投稿する、俯瞰症患者も数知れない。

 

彼らは、本人の名前が評価されることを欲しているわけではない。考えていることが評価されることを欲している。読む側も、書き手のプロフィールには興味がないし、だからはてなユーザーのプロフィールは具体性がない(ことが多い)。実名投稿者も、半匿名みたいなものだ。

 

テンプレ設定が殆どできない(よね?)ことで規格化された各ブログに、規格化された投稿姿勢。なんというか、はてな全体が社会とか、圧力とか、そういったものの塊みたいに思えてくる。

 

(半)匿名の投稿者同士で(エアリプのような形で)議論をしたり、認め合ったりするのは無意味じゃないだと思う。

でも、彼らの思考がそれで変わったりするんだろうか。結局、承認されることに満足して、自己変革は(はてな上では)起きてないんじゃなかろうか。

しかも、流行りものは忘れられる、という運命に従い、議論が社会に還元されることもない。虚しくないのかなぁ。

 

と書いてきて、これは自分に対する疑問だったのかなぁ、と思った。早速(自分の思う)はてな的文体で書いてるし、自分のことは何も書いてないし、社会に対するぼやきだし。

そう。自分もまた、重度の俯瞰症患者なのです。